徒然スケッチ紀行 ★ 描かずに描くことへのチャレンジ、失くした帽子その後
・お題は…
オマージュ・スケッチ
一年前、大阪梅田で川端紘一先生の個展を見たとき、うち震えました。こーゆー世界を描いてみたい、もともと透明水彩のストイックさに惹かれていましたが、川端先生の極限まで描くことを抑制した作風に驚き憧れました。
その影響でね、直後に描いたスケッチは大胆に省略して描くことにチャレンジしてました。
▽ 2018.11 神戸 相楽園
▽ 2019.11 京都府立植物園
これ以降、描かないで描くことを目指してます。まあ、道のりは遙か遠くって感じです。
そして1年が過ぎ、再び川端先生の個展でその作品に触れ、前は気づかなかったことがが少し見えました。
で、今回は川端先生のオマージュです。
スケッチ、その描き方
▽ 鉛筆下描き…
下描き無しでと言いたいところですが、構図を決めるため少しデッサンします。
▽ 制作途中…
石段描いて…
▽ 制作途中…
植え込み描いて…
▽ 制作途中…
紅葉入れて…
▽ 完成、おおよそ2時間…
△アヴァロン １９０×４４０mm 水彩三原色
いつもより途中画像が多いのは、それだけ筆を止めてるってことです。
見えてきた描くことのヒントのひとつは構想、深く考えながら描き進めるのです。この１枚、筆を動かす時間と同じくらい、いやそれ以上に考えることに時間をかけました。
ここで一句…
１７音の言葉遊び、へなちょこスケッチ俳句…
雲ながれ墨絵の国に、もみじ舞う
マジックアワー
石段にもみじの枯れ葉が降ってきます。そして日が陰り、冷えてきました。そろそろ撤収です。帰りのドライブウェイ、再び見晴らしスポットに立ち寄ります。そこには素晴らしい夕焼け空が広っていました。
そしてひよっとしたらと思い、辺りを見回すと自販機横、空き缶回収ボックスの上にありました、失くした帽子が！ 無事生還です。
帽子を失くしたのは、前の奈良と今回で2回目、ともに見つかりました。てことは3回目もあるのでせうか？
夕焼けバックごっこ…
▽ ドォーンと…Ｎａさん
シャキーン！ Isさん
▽へろへろ 帽とワタシ
アフタースケッチはコメダ
スケッチ、観光、夕焼け空、ドライブ…全くの旅行気分、最後はコメダカフェで軽食を取り、こうして楽しいスケッチの時間が終わっていきますところがどっこい、またもわやわや！発生それは…
△ 恒例”みんなのスケッチ”
…おしまい
こっちも見てね…
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