徒然スケッチ紀行☆グリザイユをざっくり言うと、モノクロで明暗を描き、その上から透明色をのせる技法。水彩や油彩で用いられるスタンダードな描き方であります。
2020.2.24 Plum-kyotobotanicalgarden-2
・お題は…
再び梅をスケッチ、京都府立植物園にて
川端先生のスケッチスタイルは、現地では墨を使って描き、アトリエに戻って色を入れるそうです。色を入れると言ってもワンポイントでね。
ワタシは墨も好きだしモノクロで描くことも多く、水墨画風に描くことがあります。なのでワタシの中では川端先生の世界はシンクロしやすいです。
* * * * *
一方、苦手な固有色はどう表現したらいいのか悩みどころ。そこでモノクロから固有色ならグリザイユがいいかも…と思い始めてました。
そんなとき見たのが、あべとしゆき先生の水彩画のデモ、あべ先生はグリザイユで描かれていました。
グリザイユと言うとペインズグレーやセピアを使ってグレースケールで描くという思い込みがあったのですが、あべ先生はみどり色でグリザイユをされていました。これがヒントになりました。
しばらくは川畑先生のストイックな省略とあべ先生のグリザイユを合わせた描き方を追いかけてみようと思います。
メイキング制作過程
▽ 15分経過…
ネガティブペイントで梅の花を描き…
▽ 36分経過…
ピンク〜赤紫の濃淡でスケッチします。
▽ 54分経過…
木の幹にはオレンジを重ねました。
スケッチ完成、1時間13分…
△ ホワイトアイビス 121×333mmF4ハーフ 水彩
構図の甘さは、人物を描き込むことでバランスをとっておさまったかなあ?
アフタースケッチ
園内のテーブル席で友人と一休み、さらにカフェでサークル凛の方たちと過ごしました。
カフェでは魔女メグさんからお話をうかがきました。なんでも鈴蘭台で新たな活動を展開されるそうで、ますますご活躍であります。
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
手をつなぎ梅花くぐるとあったかい
WC事情
園内にいくつかあります。
…つづく
こっちも見てね…
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