徒然スケッチ紀行★近畿圏スケッチ百景…part 3 は第21〜30景の紹介
△ 滋賀 近江高島
2020.11.4〜13 sketch-Hundredviews-part03
・お題は…
大阪、奈良、京都、滋賀の各地をスケッチ
よく知られている写生地もあれば、マイナーな写生地もあり、グループでスケッチするのもよし、ソロで描くもよし、人によって魅力を感じる風景も違うでしょう。写生地と言ってもいろいろです。
スケッチ百景 part 3
第21景 奈良 南生駒
ここから西へ暗峠を越えて大阪と奈良を結ぶ古くからの街道は酷道308号線として有名、
駅近くの麓より登れば登るほどに棚田の風景が広がります。
棚田までのアクセスが良くてトイレがあれば、イイ写生地になるのになあ…
第22景 東大阪 川中邸屋敷林
国の登録文化財に指定されている茅葺き屋根の主屋と江戸時代から守られてきた屋敷林、街中に豊かな自然が残されていることに驚きです。
第23景 京都 上狛
京都の木津川にある環濠集落、古い町並みや環濠が少し残っていました。そういう昔ながらのモノを探しながら歩くのは楽しいですね。
スケッチ再開して間もないころ、N先生とここを訪ねたのは7月の暑い日でした。
第24景 大阪 シーサイドコスモにて
対岸には海遊館に観覧車、オーストリア出身の芸術家、故フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーがデザインした舞洲ゴミ処理場が見えます。
絵にあるドームは今は閉鎖されている"なにわの海の時空間"
ただただ広がる大阪港の風景、ときおり船が行き交います。
第25景 滋賀 近江高島 乙女ヶ池
近江高島はC先生のスケッチ会で初めて来ました。先生は"歳だから若いときのように外へ出ることが少なくなった"とおっしゃってましたが、なんの何の、今もあちこち出かけておられ、このときも破れた柵の間を抜け、道なき道を行く勢いで穴場を案内してくださいました。
第26景 大阪 旧堺港
明治期に建てられた木造の灯台が現存してます。巨大な龍女神像が港を見下ろし、整備された親水プロムナードとヨットハーバー、周囲にある工場群、隣接する大山公園…なんとも不思議な港であります。
奈良斑鳩、法輪寺と法起寺には日画会の写生会で初めて行きました。前からここに来たくてね、描きどころもたくさん、写生会で2枚、写生会後も小さく1枚描きました。その小さな1枚を描かなければ、日画の会長さんとゆっくり話をする機会があったのに…
そのチャンスを逃したことが今も悔やまれます。
第28景 大阪 河内長野 天見
大阪、河内長野の天見、のどかな里山です。友人と3人でスケッチに行ったのは2020年5月の終わり、すでに初夏の日差しは厳しく日陰を求めて描きました。
緑ゆたかな山間を流れる川のせいか、その日陰はとても涼しいのに驚きました。
第29景 京都 鞍馬
夏の暑い日、涼しいかも…と思い訪ねたのがここ鞍馬、駅前に鼻の長さが1m以上ある大天狗があります。
急な石段を登り、鞍馬寺から木の根道を通って山を越えると川床で知られる貴船、ずいぶん昔にこのハイキングコースを歩いたけど、今はその元気がないのが情けないです。
第30景 大阪 港晴
大阪の港晴は"こうせい"と読み、立ち入ってイイのか、ためらってしまうような狭い階段を上がり堤防を越えて港に入ります。
構図的には船だまりと複雑な高架高速道路との対比も面白いかな。
休日にしか行ったことないけど平日だと漁師さんのジャマになるかもしれません。
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…つづく
