スケッチで会いましょう 3.0

スケッチ案内人?の水彩画、風景画、徒然スケッチ紀行

私をスケッチに連れてって part 3

徒然スケッチ紀行☆初めての野外スケッチ、ぶつかる三つのカベ!

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2020.2.17 Takemesketch-3-begunner

・お題は…

スケッチはじめの三つのカベ

野外スケッチを始めましょうか? でも何から始めたらイイのか迷いますよね。

 

ワタシはこうやってスケッチを始めました…

 …的なことを今回のブログ記事にまとめました。そしてまとめてみると初心者なら誰でもぶつかる三つのカベ…ってのがあることに気づきます。さてその三つのカベとそれを乗り越える方法は? 

まずはワタシのスケッチ始まりを紹介します。

 

スケッチを始めよう

でもどこへ何を持って行ったらいいのか ? 迷いますよね。そんなときスケッチ慣れした友人がそばにいると頼りになります。その友人に案内してもらうのです。喜んで連れてってくれるでしょう。

そんな友人がいないときは、少し経験を積んでから思い切って絵画教室、スケッチグループに参加するのもいいでしょう。

ではその少しの経験って、どうするの?

 

ワタシの場合

どのようにしてスケッチを始めたのでしょうか? 15年以上の前のことで、記憶はあいまいです。もちろん始めから今のように描いてたのではなく、学生の頃に野外スケッチをした経験もほとんどありません。

 

きっかけはなんだっけ?

子どもを連れての家族旅行やキャンプに出かけてイイ景色を観てると、なんとなく外でスケッチできたらいいな…と感じてました。

でもどうやればいいのか、具体的な方法は思いつかないし、ぼんやりとした憧れで終わってました。

 そんなときに水彩色鉛筆と水筆…てな画材を知って、これなら手軽にスケッチできるかも…セールでセットを購入しました。

 

子どもとハイキングに行ったときにハガキサイズでスケッチしてみましたが、そりゃうまく描けません。イザ描くとなると、どこで何を描けばいいのかサッパリわかりません。そんな始まりでした。

 

水彩色鉛筆もうまく使えませんでした。中途半端でしたね。外ではまだまだ描けなかったので、室内でハガキサイズの絵をちょこまか描いてました。

 

固形水彩…てなモノをそのころ知りました。チューブタイプの絵の具をパレットに出し、乾かしてから使う…なんてことを知るのはもう少し後でしたその固形水彩を使ったとき、色の鮮やかさに驚きました。

 

参考:水彩画材案内(仮)準備中

 

水彩入門書 

入門書、技法書などの専門書も見ました。

はじめの頃、お世話になった図書

  • 散歩しながら街をさらりと描く15分の裏技 / 山田雅夫
  • 透明水彩でスケッチ散歩 / 青木美和
  • 一枚の水彩画を上手く描く / 西房浩二
  • 永沢まことのとっておきスケッチ上達術 / 永沢まこと

しばらくしてから出会った図書

  • 学校では教えてくれない風景スケッチの法則 / 増山 修
  • もういちど透明水彩を始めよう / 永山裕子

もちろんこれ以降もいろいろな専門書との出会いは続きます。そして技法書を見たときは、コレだ!と思ってやってみるのですが、すぐにはうまく行きません。それぞれの図書から学ぶことはたくさんあったし、かといってそれぞれの先生方が伝えようとしたことをすべて学びとることもできなかったですね。それなりに学ぶ側の努力や工夫が必要だと思いました。けっしてその図書が悪いのではありません。

 

いろいろやってみましたが、誰でも簡単にサクッと描けるやさしいスケッチってモノにワタシは出会いませんでした。

  

モノクロスケッチ早描きにチャレンジしはじめたのも、これらの技法書の影響です。

モノクロスケッチは水彩より手軽だし、明暗で観察する練習にもなります。モノクロの野外スケッチを始めるようになり、しばらくはそればかりしてました。

 

水彩スケッチ、続く試行錯誤

例えば、野外に出る前に自宅で何度か道具の扱いをシュミレーションしました。パレット、筆洗などを室内に並べて、野外のつもりで絵を描くのです。そうしてどんな道具があればいいのか、どのように使えばいいのか試すのです。

今となってはそのときのやってみたことは、役に立ったかとうか怪しいけど、モチベーションは上がりましたね。

 

で、近くの鶴見緑地公園に出かけて実際に野外スケッチします。F0の小さなスケッチから始め、F 3サイズを描くのにで半日かかってました。 

 

一歩一歩…

一人で描いてたワタシに大きな転機が訪れます。

ひとつは美術系大学に務める友人が写生会を開くのです。一般参加もOK、年に数回、それ以降、毎年開催されてます。

 

もうひとつは佐々木悟郎先生のワークショップに参加したことです。 

こっちも見てね…

佐々木悟郎先生に学ぶ、スケッチセルフヒストリー 

 

そんなこんなで少しずつ経験値を上げ、日曜画家協会、C先生のみどり倶楽部ホルベインエンジョイスケッチ会など、一般参加ができるスケッチ会に参加するようになりました。

参加すれば、講評会で描き方を学ぶだけでなく、写生地を知ることができます、人の作品を見て景観の切り取り方を学ぶこともできます。人との繋がりが生まれることもあります。 

参考:スケッチ会傾向と対策(仮)準備中

 

三つのカベ

ワタシのスケッチ始り…何かのヒントになったでしょうか?

ここまで記してきて気がついたのが、野外スケッチ初心者なら誰でもぶつかる三つの壁であります。 

  1. 道具…野外スケッチにはどんなの道具がいるのか?
  2. 技法…どうやって描くのか?
  3. 描きどころ…実際に野外に出たとき、いったいどの景色を描けばいいのか?

この壁、どうやって乗り越えましょうか? 

つづきはまたの機会に…

 


こっちもみてね 

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