スケッチで会いましょう 3.0

スケッチ案内人?の水彩画、風景画、徒然スケッチ紀行

私をスケッチに連れてって

徒然スケッチ紀行☆旅先で絵をさらりと描けたらイイなあ…って思ったことありません?スケッチやってみたいけど、その一歩が踏み出せない人、応援します。

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2019.10.14 Takemesketch-first-enjoysketch

・お題は…

楽しいスケッチの時間です

ここ数年、野外スケッチを続けてきてホントよかったと思うのです。いっとき描かない時期もあったけど再開してよかったと思うのです。

 

野外スケッチのイイところ…

  • 気持ちのいい景色を眺めながら、ひと時を過ごすことができる。
  • 描くことで景色を深く知るようになる。
  • どこにでもある風景の中に魅力を見つけることができる。
  • 季節の移り変わりに敏感になる。
  • 現場で描くことで、絵のスキルアップができる。
  • その土地の方と、親しく話すこともある。
  • 外出するようになる。
  • たくさん歩くので健康的。
  • おにぎり食べながらピクニック気分を味わえる。
  • 退屈しない。
  • 人との繋がりができる。

いいことづくめです。

アドバンテージ

人物画、静物画でも実物を見てかくことはとても大切、描く心得のある方ならこのことを誰も否定しません。風景画も写真から描くこともアリですが、写真からしか描かないのは表現に限界を作ると思います。かの手塚治虫先生も、できるだけ実物を見て描く、実物を見ることができないモノは写真を参考にする…というようなことをおっしゃってました。

ジブリで背景画を描いてきた男鹿和雄さんは、実際に森林の中を歩き、一つひとつの木の根元はどうなっているのか…など丹念に観察しスケッチをされてから背景画にとりくんだそうです。

絵を描いて表現する…アウトプットには自分の中身が問われます。そのためにはインプットが大切、実物を見て描くことはインプットとアウトプットを同時にダイレクトに行う、そんなLIVE感が描く人を鍛えるのです。

絵心 

”わかった、野外スケッチはイイよね、でもそれは絵が描けるから楽しいのであって、絵心ない私には描けないや”…と尻込みする方によくお会いします。

絵心って、なんでしょう?

絵を見るのが好き。描くことが好きなら絵心はあるのです。なんとなく絵をうまく描けない=絵心がない…と置き換えているように感じます。

うまく描けない=思うように描けない…とすると、うまく描けないことは誰にでもあります。15年スケッチを続けるワタシだって思うように描けないことはしょっちゅうです。

うまく描けないの中身は、ヘタ…ってことかもしれません。ヘタ…ってなんでしょね

人と比べるから、ウマイ、ヘタ…なんてことが起こるのでしょう。プロじゃないのだからホントは他人と比べる必要は無いのです。

理屈ではね…

人の心には向上心と劣等感てなモノがあるようで、それがなかなかのクセ者。うまく扱うと自分のスキルアップ、成長に繋がるし、うまく扱えないと人を妬んだり自己嫌悪したり、他人や自分をキズつけたりします。

その辺りの心のコントロールアドラー心理学さんに任せて、あなたには思い出して欲しいのです。幼い子どものころを…

小さな子どもは他人の目を気にせず自分の描きたいように、心のおもむくままに絵を描きます。うまいヘタなんて関係ありません。それは誰もが過ごした幸せな時間です。

そうです、人は本来、描くことを好きな生き物なのです。

はじめた人は?

野外スケッチしてると…

”中学卒業してこの歳まで絵なんか描いたことないのですよ”…と言いながらスケッチを楽しむ年配の方たち、退職してから何か趣味を持とうと絵を描き始 めた方たちによく出会いました。そしてみなさん、

”絵を描くって楽しいねえ”とおっしゃいます。

その次に…

”こんなに楽しいなら、もっと早く始めたらよかった”

…と言葉を続けます。その方たち、ビックリするくらい上手く描く人もいれば、確かに初心者か、ぎこちなくスケッチされている方もいます。でも、その方たちの絵からも描いてる姿からも楽しさが伝わってくるのです。

 

あなたもスケッチ始めませんか?

 

世界的ヒット曲”上を向いて歩こう”を作詞した永六輔さんは言いました。

”人間だれしも今が一番若いのだから”

 …歳だからと言ってあきらめてませんか?

 

イーゼル立てて、大きなスケッチブックに絵の具で描くだけが野外スケッチじゃありません。手帳に鉛筆でメモ描きするだけでもスケッチです。

描きたいけど何から描けばいいのかわからない…なんて方は、カフェでコーヒーカップを手帳に描く、色を塗らなくたっていいじゃないですか、そんな小さなスケッチから始めてみませんか?

つづきはそのうちに


 

“私をスケッチに連れてって”では… 

野外スケッチの楽しさ、スケッチを始めるには、初めてのスケッチなどをテーマに、スケッチ好きの人はもちろん、スケッチしたことないけどやってみたいという人を応援する記事を書けたらいいなあ…と企んでおります。