★徒然スケッチ紀行♪気まぐれスケッチ旅行
2020.3.20 Sketchtravel-Naraasuka4-nightfall
・お題は…
スケッチはつづくよどこまでも
スケッチでの忘れモノがつづいています。
筆、パレット、水彩紙…
なくてはならないモノばかり順に忘れまして、水筆や予備の水彩紙、サブの携帯パレットなどがあったので、それでなんとかしました。今回もあるツールを忘れてしまいました。
粘土ベラです。
ヘラ? …と不思議に思う人もいるでしょう。でもワタシにとっては必需品、特に家屋など人口の構造物を描くときに活躍します。
それを忘れたので、建物描くときはストレスたまるは時間はかかるはヘロヘロです。
それで、建物少なめの構図ばかり選んでます。
△ モノクロスケッチ
初めにモノクロスケッチ…構図や明暗、ポイントを確認します。そして水彩スケッチ…
スケッチ1枚目
△ ホワイトアイビス 121×333mm 水彩
泊まるつもりで飛鳥に来たのではナイけれど、1枚、2枚とスケッチを続けていると、ゆっくり描きたくなりました。
ゲストハウスに連絡を入れ、ひと晩泊めていただくことにします。
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
千年の春を語った散歩道
夕暮れの飛鳥物語
せっかくのお泊まりならばと夕陽をねらいます。
△ バンブー 91×257mm 水彩
ところがどっこい、ねらい外れて月夜っぽくなってしまいました。
スケッチ俳句…
春の陽が沈みゆく、話は佳境
歴史とみかんとじいさんと…
このとき地元のじいさんが話かけてきました。スケッチしているワタシを見て…
“イイ趣味だ”
”絵に人柄が現れている“
などと嬉しいことを言ってくれるのです。
”話しかけたらジャマかなあ“
…と気をつかってくれので
“大丈夫ですよ”
…と応えたところ、そのじいさん、語るはかたる、飛鳥にまつわる日本の歴史、聖徳太子が活躍していた頃のことを熱く話し始めました。
詳しく、それも裏日本史とでも言うべきか、表沙汰にはできないエピソードの数々、なかなか興味深いです。
ただ、あまりに壮大な話にスケッチしながらではついていけません。いやスケッチしてなくてもついていけません。
そこへ旅の女性が通りかかり、どうやらいわゆる歴女さんのようで、じいさんの話に興味を持ち、そこからじいさんは、その女性に語り始めました。
別れ際に、じいさんとその女性のツーショットを撮り、じいさんからはミカンをいただきました。
うーん、ミカンというより、これハッサクだよねえ。
アスカゲストハウス
ドミトリー相部屋の方は、静岡から車で来た1人旅のお兄さんです。
夕食、同じテーブルについてアレコレと話をします。
休みをとって5連休、奈良に2泊、その後は大阪に向かい、特に目的も決めず気ままな旅をしてるとか…
見ず知らずの人と親しくなる…旅の醍醐味でありす。
こうして思いがけずにワタシのスケッチ旅行が始まったのです。
…つづく
こっちも見てね…
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