スケッチで会いましょう 3.0

スケッチ案内人?の水彩画、風景画、徒然スケッチ紀行

水彩de風景スケッチ 京都嵯峨嵐山を行く 2020

★徒然スケッチ紀行♪風景スケッチ、現地で描くことの意味…

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2020.7.24 walkingsketch-Kyoto-sagaArashiyama-location

・お題は…

嵯峨嵐山を行く

引き続き京都に泊まっています。

京都の土地カンがなくてね、亀岡に向かう途中、嵯峨嵐山駅を通りまして、なんだ嵐山って意外と近いんだ…てなことで行って来ました。

あいにくの雨です。でもねスケッチ友だちのNiさんが…

“雨の京都も描いてみたい“

…の一言で、よしやってみようと思いたったのです。

雨に濡れた道に古都の姿が光って映り込む…そんなイメージをねらいますが、スケッチはほど遠いものになりました。

 

オルゴール博物館をスケッチ

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この洋館も魅力的で、一度は描いてみたいと思ってました。

京都の嵯峨嵐山にて水彩で風景スケッチ

ターレンス 90×140mm 水彩&ボールペン

こういう複雑な洋館は手強いです。かといって複雑な和建築も難しい…なにを描くにしても修行です。

でもね、この修行は楽しいからヘッチャラ、どんどん修行を続けます。

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スケッチ俳句その1…

ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び

オルゴールがささやく夏のレジェンド

 

落柿舎近くで風景スケッチ…

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ここは嵯峨の観光スポット、落柿舎の前の道です。右手に落柿舎があり木が茂っていて、その木の下なら少しの雨をしのぐことができました。

 

京都の嵯峨嵐山にて水彩で風景スケッチ

ターレンス 90×140mm 水彩&ボールペン

このなんでもない建物を描いてインスタに投稿するとコメントをいただきまして、そのコメントがヒントになってある思いが浮かびました。

現地で描くことって?…

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スケッチした建物自体は、ありふれたものだと思います。

ではなぜこの建物が絵になると思いこの風景を切り取ったのかは、ワタシの感性なのでしょうか?

 

上のの比較写真…画像には映ってはいませんが、右側には垣根がつづき、茅葺き屋根の落柿舎があります。

下の写真が落柿舎入り口、ここは嵯峨の観光スポットです。

▽ 落柿舎入り口

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そして落柿舎の前に広がる畑〜下の写真では左側〜を京都市が管理しています。畑を残し落柿舎の前に建築物を建てさせず、景観を守っているのです。


▽ ワタシがスケッチしたこの道…

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上の写真、この道は観光用人力車が通るルート、車夫のかたが「これこそthe嵯峨という景色が広がっているでしょう」なんてお客さんに説明しながらここを通っていくのです。


ここは嵯峨の中でも嵯峨らしい一画、誰が訪れても、癒され穏やかな気分になれる景観が広がっているのです。


ワタシはこの嵯峨全体の景観を感じながら、このありふれた建物をスケッチしたのです。おそらくこの建物が、他の場所にあったら、描く気にはなれなかったのかもしれません。


カッコよく、エラそうに言えば、写真や絵には映っていないモノもスケッチした…なんてね。あ、エラそうなことを言いたかったのではありません。


現場で描くことの意味というか、写真から描くだけでは得られない大切なこと…以前から感じていたことなのですが、言葉にすれば、こーゆーことなのかなあ…であります。


うんにゃ、ちゃんと言葉になっていませんね。うまく言えません…今回はここまでです。

 

スケッチ俳句その2…

ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び

青葉を見上げ、ひとり雨が聞こえる

 

WC事情

観光地ですので多くはないけどいくつかあります。

 

…おしまい