徒然スケッチ紀行 ☆ アオサギ、ギャラリー、カフェ、本屋…を友人と過ごす
2022.7.15 sketch-chaushuyama-park&gallery2
・お題は…
池で描く
△ この景観を描きます。
その頃、茶臼山画廊で川辺晴美さんの個展をやってまして、滋賀から友人Nさんが見に来ます。
せっかく大阪に来るのなら、チョコっとスケッチしようかと茶臼山公園に集まりました。
水彩で風景スケッチ、13分…
△ ミドリトラベラーズノート 89×124㎜ 水彩
茶臼山は天王寺にあります。天王寺といえばハルカス、大阪のラウンドマークのひとつです。
その足元には、全くもって昭和を感じさせる商店街がありまして、Nさんは公園に来る前に、その辺りをスケッチされてました。
- 確かに描くのに面白いエリア
- 確かに描くのに度胸のいるエリア
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
夏に向け育ちざかりのミズカンナ
さらに池で描く
△ この景観を描きます。
この日は、スケッチ相方Isさんもご一緒です。ワタシにとって、このおふたりと描くことが、スタンダードというか原点というか…定番であります。
水彩でアオサギスケッチ、12分…
△ ミドリトラベラーズノート 89×124㎜ 水彩
アオサギです。じーっとしてました。これだけ動かないなら描けそうだ…でスタートすると途中でトコトコ池に入っていきました。
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
アオサギはモデルのように立ちポーズ
WC事情
公園にもあります。
アフタースケッチ
茶臼山画廊へ川辺さんの個展を見に行きます。
Nさん、熱心に見てます。一つひとつの作品で、気になるところを川辺さんとお話されてます。それを横で聞くとイイ勉強になります。ワタシは前日も見たので、このときはゆっくり見渡していました。
見つけた、何を? 答えを…
ギャラリーのあとは近くのカフェで、いつものように新作を見せ合います。
で、このカフェ…スタンダードブックストアは2階が本屋さんになってまして、そしてここの本屋、品揃えがとってもスペシャル!
ここの店主はなぜ、ワタシの好みを知っているの?
…と思わせる本がそろってワタシを待ってます。そして見つけた松本隆先生の言葉の教室を衝動買いであります。
最初の数行を読んで衝撃を受けました。
知人に、幻想と現実が融合する風景を描く作家さんがいます。話に聞くと、あるお客さんが、絵を見て涙を流してくれたそうです。
涙を流すほどの感動、何がその人の心に刺さったのでしょうか? ワタシはずーっと考えてました。確かに知人はステキな絵を描きます。ずーっと眺めていたい、人を惹きつける力のある作品です。でも涙を流すって、何がその人の心を動かしたのでしょうか?
その答えを本の数行に見つけたのです。あまりに衝撃すぎて、その先はまだ読めていません。読むのがもったいないような、怖いような、さらに衝撃があるなら、ワタシはそれに耐えられるでしょうか? ハヤル気持ちを落ち着かせ、それからゆっくり読みませう。
…おしまい