☆ 雪景色、どこへ行けばいいのかアプリで見つける!
△ 近江高島 乙女ヶ池
2022.2.5 Takemetothesketch-Snowscene
雪が積もるだけでなんでもない景色が魅力的、雪景色スケッチに出かけよう!
お題は…
はじめに
大雪で生活に支障があった地域の方々、雪害、お見舞い申し上げます。
△ 近江長岡
普段、雪とは縁のない生活をするワタシにとって雪景色は恰好の絵の題材です。ほどよく積もった雪は魅力なのです。でも一方で雪で苦労されている人たちがいます。そのことを思うと雪ではしゃいでいるのが申し訳ないのです。
この気持ちに整理がつきません。絵を描く者の性なのでしょうか? 業というのは大げさなのでしょうか? ホントすみません。
それでも雪景色を現場で描くときのノウハウをよく尋ねられます。それで雪景色の描き方ではなくて用具のことをなどをワタシなりにまとめてみました。
ウェアとツール
△ 滋賀 葛川 茅葺きの民家
雪スケッチ…いつもの冬装備にプラスした方がイイものはなんだろう? ワタシはこんなモノ使ってます。
【 電熱ベスト 】
モバイルバッテリーで暖めるヒーターが付いてるベストです。スイッチでオンオフのできるカイロ付きベスト…ってのが使用感、各種メーカーから発売されていますのでピンキリかも知れません。
【 全天候型アウター 】
防水、防風、防寒、さらに透湿性のあるジャケットとオーバーズボンを使ってます。オーバーズボンは現地で着用します。ジャケットはフードつき、ニット帽をかぶりその上からフードを被ると視界は悪くなるけど思った以上に暖かいのです。
全天候型ウェアはワークマンのイージスシリーズがリーズナブル。そのイージスは大ヒット商品で、これがワークマンをメジャーにしたと言ってもイイのでは…
初期タイプのイージスは持ってましたが、その後改良されました。新イージスは当時人気がありすぎて手に入らす、ワタシはバートルというブランドの7610防水防寒ジャケット上下セットを新たに購入しました。
イージスより値段は張るのですが、地元の作業服店でのセールでイージスとさほど変わらないお値段で手に入れました。
【 スノーブーツ 】
防水と滑り止め効果があります。これも登山用の本格的なモノからタウンユースのカジュアルなモノまで色々あります。
【 バーナー 】
雪の日は絵の具がなかなか乾きません。雪が降れば画面にも降ります。描き方にもよるでしょうがワタシの場合、バーナー無しではお手上げ、使っているのはSOTOの小型タイプです。
バーナーの詳しくこちら…
△ 滋賀 葛川 茅葺きの民家
【 ビニル袋 】
普段は荷物を置くのにレジャーシートを使ってますが、雪が舞う天候なら荷物がスッポリ入る大きな袋があれば便利でしょう。
【 タオル類 】
タオル、雑巾など、濡れた荷物や身体を拭くモノがあると助かります。
【 サングラス 】
晴れた日は雪からの照り返しで眩しいこともあります。絵を描くには色合いが分かりにくくなるので、ホルベインのスケッチ用サングラスがイイかも。
あとフード被ってマスクすれば肌の露出は少ないのですが雪焼けにも気をつけたいところです。
雪景色を探すアプリ!
【 ウェザーリポート 】
このアプリには積雪マップがあります。Yahoo天気にも積雪マップがありますが、Yahooは朝 5時の状況しか示されません。whethernewsはリアルタイムで積雪の状況がわかります。さらに24時間までなら無料で積雪予報もわかります。これでどの地域で雪が積もっているのか、事前に知ることが出来るのです。
ただあくまでも予報でありひとつの情報、リアルとズレることもあります。
▽ 積雪マップ
【 タイミング 】
雪が降るなかで描くのはなかなか難しいです。軒下で傘をさしても雪は舞い込みます。風が少しでもあれば横から雪が降ってきます。
雪スケッチは積もっていながら空は晴れている日がベスト、雪が降った次の日が狙い目です。そうなると天気予報アプリは欠かせません。
【 写生地 】
大阪在住のワタシが、よく確認している積雪エリアは…
京都 大原、嵐山〜北嵯峨〜鳥居本
あと奈良市内、奈良の生駒、大阪の天見あたりもチェックします。
おまけ…
△ 京都 大原
【 交通経路 】
ワタシがよく利用するJR湖西線は、風や雪で遅れたり止まることもあるので雪の日は要注意です。車はスタッドレスタイヤがいるでしょう…と言ってもワタシは詳しくなくて、雪道は友人の車に乗せてもらっているのです。
土地カンも大切かも知れません。初めての土地では積もった雪の下がなんなのか、わかりません。雪だと思って足を踏み入れたら側溝だった…なんてことも、初めての土地は慎重に行動しないと思わぬ事故になりかねません。
【 落し物 】
最近、気づいたのですが、雪景色スケッチでよく落し物をするのです。ハッキリした理由は分かりませんが手袋のセイではないかと思ってます。
雪景色スケッチでは寒さや描く状況があわただしく、一つひとつの所作があいまいになります。さらに手袋で手の感覚が鈍くなるのでモノの扱いが雑になり、ついモノを落としてしまうのではと思ってます。
△ 近江高島 乙女ヶ池
【 雪景色を描く 】
雪景色を現場で描く…となると大変な苦労があってとてもできないと感じる人もいるでしょう。ところがそうでもないのです。サクサク雪を踏みしめながら歩くだけでも子ども心をくすぐられます。一度経験すると病みつきになるほど雪景色は魅力的なのです。
それに白を塗り残して表現する透明水彩に雪景色は相性がイイと思います。
雪が積もると描きに行きたくなる…こんなワタシでごめんなさい。
…おしまい