☆ 唄に誘われスケッチ…
2019.6.23 京都 鴨川デルタ
ロケーションフォトストーリー
・お題は…
鴨川デルタでスケッチ
ヴィファール ハガキサイズ 水彩
用を済ませての帰り道、鴨川デルタを通りがかりました。3人の若い人がギターを弾いています。そのギターに合わせて女の人が歌を唄っています。ストリートミュージシャンではありません、ただ唄って楽しんでいるのです。
夕暮れ時の柔らかい光の中、流れる唄声、聴いているとなんだかスケッチしたくなりました。こんなの初めてです。唄で描きたくなるなんて…
親切な学生さんたち…
携帯スケッチセットは持ってたので描く準備をします。でもポケットティッシュの待ち合わせがありません。水筆を使うのでティッシュが無いと困ります。
すぐそばにブルーシートを広げて車座になって、何やら宴たけなわの大学生ぐらいの人たちがいました。思い切ってその人たちに尋ねました。
すみません、つかぬことを伺いますが、ポケットティッシュ、お持ちじゃないですか?
ひとりの青年が快くティッシュをくれました。お礼を言って、少し離れたところで絵ハガキスケッチ…サクッと描いて残ったティッシュを返しに行きます。
ありがとうございました、助かりました。
なに、してたのですか?
絵を描いてました…と応えてその方たちにスケッチを見せると…‼︎ この先はご想像におまかせします。
ここらで一句…
17音の言葉遊び、へなちょこスケッチ俳句です。
唄声にふりむけば、ほら梅雨の月
…おしまい