♪ 風に吹かれて舞っている答えを探して… ☆ 徒然スケッチ紀行
2023.5.28 sketch-tsurumiryokuchi-onoffsketch
・お題は…
オフスケッチ
△ この景観を描きます。
ある日、スケッチにもオンとオフがあるように思えました。
オンで描くってどんなとき?
水彩で風景スケッチ、23分…
△ FIG 0 水彩
- コンクール形式のスケッチ会
- 講評会のあるスケッチ会
- 出展用に描くとき
- 技法など描き方を探っているとき
…などなどなど。
4つ目の探るスケッチは、向上心でもって自分と向き合います。ほかの3つは他者を意識してしまいます。ときには見栄を張ってるような…まあ、ワタシの個人的な受けとめ方であります。
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
池向こう夏雲浮かび風を見る
それにしてもなんかモヤモヤします。
スケッチ会
△ この景観を描きます。
4月から始めたニコスケッチ、ここでワタシがやりたいことはなんでしょう?
- 講師の先生が写生地を案内します。
- 参加する人たちは好きな場所で描き始めます。
- 途中、講師は見て周りアドバイスします。
- 最後は集まって講師による講評会。
…てなことがスタンダードなスケッチ会、このスタイルもイイと思います。実際、ワタシもこのようなスケッチ会で何度もお世話になり学ばせていただきました。
でもワタシがやりたいスケッチ会は、これとは違うようです。それは…
水彩で風景スケッチ、22分…
△ ホワイトアイビス 118×230mm 水彩
- 答えは風に吹かれて舞っている。
キーワードは楽しい。答えを探っています。
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
絵筆置き ひと息ついてソーダ水
+alpha 気がつくと…
誰の目も気にせず、SNSへの投稿もどーでもイイ、何も考えない…そんな気楽に描くオフスケッチ、3月の個展が終ってからひとり鶴見緑地で描いたとき、このオフスケッチを感じました。
何かを意識し何かに緊張するオンスケッチとは違った感覚、なんとも言えない解放感…ただ描くことが楽しかったのです。
緊張すること自体は悪くないです。ただ緊張ばかり続くと何かがスリ切れてしまいます。
一方、描くことに何かしらのトラウマ?を抱えた人たちとの出会いもありました。
子どものころ、周りの大人から、ときには学校の先生や美術の先生から、自分の絵を否定されたことをキッカケに描かなくなった人たち、その人たちが大人になって、ふつうに描きたいと何かを取り戻すかのように描き始める…そんな姿を何人も見ました。
そして外でスケッチしてると…「絵が描ける人はイイよね、うらやましい」なんてギャラリーさんに声かけられて…
- いつから描くことは一部の人たちのモノになったのだろう?
…そんな思いに駆られ、何かにひっかかったまま答えを探しているワタシです。
…おしまい