スケッチで会いましょう 3.0

スケッチ案内人?の水彩画、風景画、徒然スケッチ紀行

個展便り その13 スケッチで会いましょう 水彩画展 2021

個展便り ★ 思うこと思うこと…

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2021.3.17〜22 watercolorsketch-Soloexhibition-news13

・お題は…

不安も楽しみのうち

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初めての個展、もちろん緊張や不安はあります。

誰だっけ?言ってました。不安は新しく何かを始めるときに生まれる心の動き、イイことだと…なるほどです。

身のほど知らずという言葉も頭にうかびかます。それでも初めての個展は人生に1回しかないから、何もかも楽しみましょう。

 

絵を選ぶ!

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展示する作品数も思った以上に増えました。

現地スケッチをもとにアトリエで30号や50号の大作を制作する…という方もおられますがワタシはしてないです。

 

小さなスケッチ百景をのぞいて、メインの作品は全て現地、野外で描いたものです。新たにアトリエで描くことはしてないです。スケッチ現場主義、外光派と言えるでしょう。

ただ初めての作品展ということで、この数年間を限っても枚数だけはたくさんあります。

その中から展示する作品を選ぶのは楽しくも悩ましいことでした。

 

選んだ作品は、自信作…というより、そのとき気分良く描けたスケッチ…という感覚が近いと思います。描くスタイルも少しずつ変わってきました。その時々の代表的な作品、あるいはその後、描き方が変化するキッカケとなった作品、そして今の自分を表す作品を選びました。

そうして選んだ作品を額装したのは1ヶ月以上前のことです。

 

日が迫ってきたころ額装しなかった作品をファイルし始めると、気持ちが変わってきました。

 

想い出のアルバム ?

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嬉しいことに会う人たちから、

個展、楽しみです

…と言ってもらえます。ありがたいです。その分、ハードルが上がることの焦りはありますが、そこは期待に添えるようにガンバルしかありません(ガンバリようもないのですが)

あの人来るかな? この人来るかな?

懐かしい人に会えるかな?

そうして一緒にスケッチした人のことを思い始めました。こうなるとソロでスケッチしたときの作品より、いろんな人と一緒に描いたときの作品を選びたくなります。

 

来た人がワタシの絵を見て、スケッチした日々のことを思い出してくれるかなあ…今回、ファイルは大小合わせて4冊用意しました。小さな2冊はスケッチ百景、大きな2冊は現場スケッチです。この大きな2冊は作品集というより想い出のアルバムになってしまいました。

 

買ってください!

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ストレートに言っちゃいました。もちろん絵が売れたら嬉しいです。でも売れる気はしません。ただ思うことは…

また 2回目の個展をしたいなあ…

ずーっと描くことを続けていきたいなあ…

 …であります。

 

周りからは、ワタシはアクティブに見えるようです。ではその原動力はなんでしょう? スケッチを続けてきて、この数年感じたことは、

描くことは自分 1人で楽しむものじゃ無い

…ということ。

いろんな人との出会いがあって、それも楽しいことでした。そしてこんなワタシでも描き続けることで、誰かに勇気をあたえたり、誰かの癒しになった…という実感です。この実感があるから描き続けられるのです。

ワタシがスケッチに出かけて描くことを喜んでくれる人がいるのです。ありがたいことです。今回の個展も、すると決まってメチャ喜んでくれた人たちがいるのです。

なので自分のため、人のために描き続けたいと思うのです。

 

描き続けるために絵から収入を得ることができたら…また個展ができるくらいの収入があればいいなあ…なんて夢物語ですよね

 

テキトーな気合い!

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今回、来たくても来れなかった人のために、2回目の個展をするぞーと気合を入れながら、個展はこの一回キリ、後はないと思って全てを出し切ろうという気概で準備してます。

 

うーむ、それほどでもないか…いつものテキトー感をまとってますなあ。

 

スケッチで会いましょう 水彩画展

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seeyousketc.hatenablog.com

 

…おしまい