個展便り 終章 ★ 思い届けて…
2021.3.17〜22 watercolorsketch-Soloexhibition-epilogue
・お題は…
今回の個展を開催するにあたり
ホントなら会えたかもしれない人たちと会えない日々が続いています。
今日ここに来てくださったみなさまへ感謝の気持ちでいっぱいです。
これは会場に掲示したあいさつ文の一部です。たくさんの人に来ていただきありがとうございました。この気持ち、言葉だけでは伝えられません。
弟子の日
ホントに来たくて来たくて、それなのに来れなくて泣いてしまった人がいます。
ワタシの1番弟子です。ちょいと遠方の人で日帰りは厳しい距離です。コロナが無ければ会えました。今回はご家族のためリスクを背負うようなことはできないと泣く泣くあきらめたのです。
家族にウソついて大阪に来ることもできたかもしれません。でもウソつくと後ろめたい気持ちが残ります…描くという楽しく大切な時間をそんな気持ちで過ごしたくないと、正直に家族の方に話したそうです。
決して家族の方が分からずやではありません。詳しくは書けませんが、さまざまな事情があってのことなのです。
ワタシの初個展だから作品を直で見たいからとか思いはいろいろあるだろうと思ってました。
ニコさんのデモ見たかった。
ニコさんのファンの人たちともいっぱい絵の話、ニコさんの話、聞きたかった。絵が好きなひとたちの中にいたかった。
…と一番弟子は言いました。
ギャラリーに来てくれた友人たちは…
個展会場はとても居心地が良くて、長時間お邪魔させてもらいました。
ニコさんのまわりには…優しい人達が集まりますね。
…と言ってくれて、確かにホッとするイイ人たちにワタシは囲まれてます。その中に弟子はいたかったんだなあ、ワタシもいて欲しかったなあ…
ワタシも泣けてきてね、泣いちゃうぶんイイ個展にしよう、来てくれた人がみんな笑顔になって、来て良かったと思ってもらえるようにガンバロウってね。
ワタシはちゃんとできましたか?
空と雲のスケッチ、そして虹
上の絵、空と雲や天使のハシゴが描かれたこの絵は、ワタシのスケッチの中では異色でしょう。ワタシはふだん、あまり空を描かない人にです。余白を大きくとって空を描かず、空に色を入れないこともあるのに、ガチで空を描いてます。絵の良し悪しは別としてなぜこの絵を描いたのでしょう。
ギャラリーで何人かの人に話しました。弟子が…
天使がひそんでいる空を描きたい。
…と言うのです。それでワタシも描いてみたのです。そしてこれ以降もときどき空を描くようになりました。
虹が映り込んだのは偶然です。ひょっとして、ワタシ、何か持ってるのか?
スケッチで会いましょう 水彩画展
スケッチ便り、まとめはこちらから…
…おしまい