徒然スケッチ紀行 ☆ 北浜アーバンスケッチ…レトロビル、名建築を描く
2021.12.5 walkingsketch-kitahama
・お題は…
青山ビルを描く
△ この景観を描きます。
大阪のビジネス街、北浜ってところにはレトロビルがいくつもあるのですな。ま、実際にワタシもこの目で見るのは初めてであります。
まずは駅から近いところにあります青山ビルてーのに行ってみますと、イイあんばいだけと描くには難しそうじゃねえか、おまけに向かいのビルでは工事をやってまして、フェンスがどひゃっと道を囲んでますな。
こりゃスケッチしようにも位置どりが思うようにいかねぇなあってんで、そりゃもう苦労して描いたがこれですな。
水彩で風景スケッチ、41分…
△ ホワイトアイビス 118×230mm 水彩
なんかこう、ごちゃごちゃと何を描いたのか、分からん1枚になりましたな。
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
青山ビル壁被う冬蔦枯れ
オペラドメーヌを描く
△ この景観を描きます。
この赤れんがのでっけてのがオペラドメーヌであります。
聞くところによると辰野金吾先生ってお方がお建てになったそうで、辰野先生と言えば中之島にある中央公会堂や奈良ホテルなどで知られている明治を代表する建築家でありまして、重厚な赤れんが造りが特徴なんでしょうな。
このドメーヌ、ついこの間まで結婚式場として使われてきましたが、残念なことに閉まってしまい、これからのことはまだ決まってないとのとこ。
で、となりに見えますのが浪花教会、こちらはあのヴォーリーズ先生が設計したもので、辰野先生、ヴォーリーズ先生が並んでるとは、なんと贅沢なことでありましょうか。
水彩で風景スケッチ、32分…
△ ホワイトアイビス 118×230mm 水彩
鉛筆下描き無しでこれをスケッチするのは、やはり難しいったらありゃしない、なんともたよんない絵になっちまったんだ、まったく。
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
オペラビル令和の冬に扉を閉じ
透視図法
この日は日曜画家協会の写生会がこの辺りでありまして、たくさんの絵描きさんたちが集まってましたな。ワタシはあまり長居できなかったんですが、知り合いに会ったりするのは嬉しいもんで、中には透視図法のことをちょいとお話しさせていただいた方もいますな。
透視図法については、本やネットでいろいろ説明されてるのですが、実際に現場で描き始めると、どーも納得できねえ、本の通りに消失点が見えねえ、自分の観察がいけねえのか、勉強不足なのかって戸惑う方もおられまして、透視図法と現実とのズレ、矛盾したところをお話しすると得心がいったようで何よりでした。
WC事情
街中のことなんで、コンビニエンスストアなんてものがありますな。
おあとがよろしいようで…