徒然スケッチ紀行 ☆ 筆を忘れた写生会…
2021.11.17 sketch-nichiga-osakajopark
・お題は…
石垣をスケッチ
△ この景観を描きます。
日曜画家協会の写生会です。場所は大阪城公園、ふだんと違ってこの日は一般参加のコンクール形式でした。なかなかお会いするタイミング合わないNtさんが審査員をされるとのこと、ワタシも参加しました。
受付に行くと、すでにNtさんは小さなスケッチされていました。集合場所の教育塔を5分ほどで描き上げます。さすがです。
水彩で風景スケッチ、1時間 27分…
△ ファブリアーノ 190×420mm 水彩
さあ、描き始めようとするとやってしまいました。筆を忘れたのです。仕方ないので携帯用の水筆2本で描き始めます。小さなスケッチなら水筆で充分、大きなサイズでどこまで描けるのかチャレンジです。
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
秋の陽に輝く石垣曲線
やっぱり無理があるようです。ストレスがたまります。
修道館と紅葉
△ この景観を描きます。
ミライザにある銀杏の紅葉がキレイだとか、行ってみるとすでにいろんな方がスケッチしてます。そこはやめて少し散策、再び水筆2本でどこまで描けるかチャレンジです。
水彩で風景スケッチ、1時間 3分…
△ ファブリアーノ 190×420mm 水彩
結果はやはり撃沈…トホホです。気分良く描けなかったです、修行が足りません。
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
紅葉透かして見上げ空は遠く
コンクール
Ntさんや日画の会長さんに合ったり、天候に恵まれスケッチ会そのものは楽しかったですよ。
コンクールの方は絵友だちのSzさんが入賞しました、嬉しい。紅葉をキレイに描いてました。
ワタシはもちろんダメ、初めからわかってました。そしてもう一つわかったことは、自分のメンタルが弱いってこと…
- ライバルは明日の自分、比べるのは昨日までのワタシ、他の人と比べるモノじゃ無い
理屈では分かってるつもりが、
- 虚栄心、よけいなプライド、自惚れ、嫉妬、劣等感
…さまざまな負の感情がコンクールをキッカケに心の中に広がりザワつきました。
こういうことは誰にでもあるのでしょうか? ワタシの場合、そんな負の感情をコントロールするのに疲れました。自分の中にカンタンに負の感情が生まれたことに驚きました。ホントはその感情をうまく向上心に繋ぐことができたらイイんだけどね。
ふだん、偉そうなこと言ってますが、まだまだワタシはおろかな人間であります。
あ、別にコンクールを否定するつもりはありません。企画する人、参加する人、コンクールをキッカケにステップアップするなら意味があります。今のワタシには合わなかったというだけのことです。
…おしまい