★徒然スケッチ紀行♪水彩トラップ、レスキュースケッチ…
2020.5.23 sketch-kyoto-shakemachi
・お題は…
レスキュースケッチ
失敗したときは、失敗したところじゃなくて、その周りに筆を入れるとなんとかなることがあります…
その日は京都にお泊まりでした。
観光旅行じゃないよ、花屋のお留守番だよ。
水やりして金魚の世話をする…それだけです。
せっかくの京都だから、自転車で上賀茂神社の社家町に出てスケッチしました。
スケッチ完成、48分…
△ アヴァロン 159×400mm 水彩
透明水彩、難しい…やり直しが効かない。
このときは一手間違いまして、
それをなんとかしようとして、ますますにヘンになりコントロールを失います。描けば描くほどダメになる…水彩トラップです。
それをなんとか立て直そうとして、こんな感じで終わりました。いったい何を描きたかったのか、アイマイな絵になってしまいました。
透明水彩での失敗はいろいろありますが、間違った濃い色を置いてしまったア〜ってことがよくありまして、それを明るく戻そうとリフティングしたりします。
それでうまく行くこともありますが、ダメなことの方もよくあり、なんとかしようとしてドンドン色は濁り、いわゆるドロドロ状態になります。
そんな水彩トラップにハマる前にこんなやり方もあります。
いつも上手くいくとは限りませんが、濃い色を薄くするよりその周りをもっと暗く濃くするとなんとかなることがあります。
明暗のバランスをとる、周りを暗くすることで明るさを感じさせる…これで何度かレスキューできたこともありました。
最初の狙い通りの絵にはなりませんが、別のゴールにたどり着けることもあるのです。
スケッチ俳句…
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
戸惑いを隠さずに夏の日暮れる
いずれにしても、こういうときはブログやSNSに投稿するが気遅れします。
でもね、これも今の自分の姿をなのですから、隠さずに見ていただきましょう。
WC事情
上賀茂神社にあります。
…おしまい