つれづれ本の旅 ☆ 読解非力なワタシのテキトー図書案内…1回目は「独学の思考法」だよ
2022.7.2 Readingguide01-dokugakunoshikouhou
ワタシの読みとり不足で誤解もあるでしょ、関係各所の方々ごめんなさい
☆ 画像は滋賀 堅田で出会った風景
・お題は…
独学の思考法・地頭を鍛える「考える技術」
山野弘樹著 講談社現代新書 …の紹介
読書はバカになる説
シンプルに言うと…
- 「読書」は「バカ」になる
…とまでハッキリ言ってないけど、たくさん本を読むだけで思考が深くなるわけでは無いと、読書に否定的な出だしに天地がビックリひっくり返ってしまった。そしてバカにならないために
- 自分の頭で考えること…「独学」
…が大切、著者は哲学を学ぶ人、ワタシには難しい本でした。
鵜呑みがNG
読んでいくと読書がすべてダメと言ってるわけでは無い。むしろ独りよがりにならぬように読書を通じていろんな思考に触れることが必要…と著者は語っている。では読書のどこがだめなのか? これもシンプルに言うと…
- 「鵜呑み」すること
本に書いてあることを、疑問を持つこともなく
- そーだよね、その通り
…と受け入れることがキケンなのだ。
読書は他の人が考えたことをなぞっているだけで自分で考えたことではない。ネットに流れてることをそのまま信じちゃうことに似てるよね、ある意味思考停止なんだ。
大切なのは自分で考えること。本に書かれていることがアタリかハズレなのか、自分で考えながら読むことが大切なんだって。
- そんなのわかってるよ
- どうすればアタリかハズレか分かるの?
なぜ? そしてお話し しましょ
アタリかハズレかを見分けるにはどうすればイイのか? これがこの本の主題、そのための独学…自分で考えることを詳しく書かれている。それは…
- 「疑問」を持つこと
- 人と「対話」すること
疑問を持つことが、アタリかハズレかを考える独学の始まり。さらに疑問ってどういうこと?を詳しく語っている。
人との対話は思考を深める。なんかアドラー心理学にもつながるなあ。あ、匿名でやり取りするSNSなどでは対話は成立しにくいって。
そして思考を深める対話のことも、具体的に詳しく語っている。その詳しくを知りたい方は…
この本を読んでください
でね、ときおりドキッとする言葉に出会ったりするよ。
- 誰かに苦痛を与える構造とは、誰かにとって都合がいいからこそ保存される。
- 差別的な思考や言動が再生産される現場の多くは「言葉」を舞台に発生し、社会に広まる言葉は容易に人々の考え方を支配する。
『独学の思考法・地頭を鍛える「考える技術」』山野弘樹著より
読み終えて
読解非力なワタシにはちょいとハードルの高い本だった。でもなぜ?って疑問を持つ、人とお話しすることが大切だよってのは分かった……つもり。少しは自分で考え始めたかなあ…まだまだ出来てないや。
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…おしまい