徒然スケッチ紀行 ★ スケッチの目は育つ、風景の再発見かな
2020.4.19 BicycleSketch-hanaten-seseraginosato
・お題は…
地元でスケッチ
ワタシの住むところは…
大阪市の東の外れ、住宅密集地、交通量も多く空気も悪い、最寄りの駅まで徒歩5分、生活するには便利、ただこの地で風景画を描くのは、どーだろー。
△ ホワイトアイビス 121×333mm 水彩&ボールペン
原風景…生まれ育った場所、故郷の風景、その風景に似ている景色をみると、懐かしさを感じます。
遠景になだらかな山並みがあるとホッとします。ワタシの生まれた町では、遠くに生駒の山並みがいつも見えました。それがワタシの原風景なのでしょう。
なので風景画を描くときは、遠景になだらかな山並みを描くと落ち着くし、スケッチするときもそのような景色を選んでしまいがちですね。
また狭く混沌とした路地裏にも惹かれるのは、子どもの頃、そういう場所で走り回って遊んでたからかもしれません。
逆もあります。自分の故郷に無いモノを求めてしまうのです。豊かな自然や緑、広々とした風景、茅葺き屋根の古民家、のどかな里山、自分の町に無い風景に憧れるのです。
そういった風景は、スピリチュアル的に言うと遺伝子が記憶する風景という考えもあるようです。
でもワタシの知人は、文化財に指定されるほどの昔の宿場町脇本陣であった古い民家に生まれ育ち、そしては古民家や昔ながらの里には興味は示さず、近代的な都市に魅力を感じています。なんとなくそういう田舎的要素に辟易しているように思えました。
でね、風景画を描く事は、再発見なのかもしれない。
当たり前でどこにでもある景色の中に、気がつかなかった魅力を発見する、そーゆーことなのでは?
スケッチを続けることで、そんな発見、気づく目が育っていくのでしょう
で、電車、バスに乗って遠出するのがためらわれる日々ですので、ご近所を自転車で散歩、スケッチポイント、新たな風景を探しているのです。
今回のスケッチは放出せせらぎの里、こんなところにこんな緑地公園があるとは知りませんでした。
ここからの眺め、工場萌の人ならたまらないのでは?
スケッチ俳句
ここで一句、へなちょこ俳句17音の言葉遊び
4月の空の下、跳ねる子どもたち
スケッチしてたら、すぐ近くでボール遊びする子がいてね。なぜかその子から工事のおじさんと呼ばれました。
WC情報
ありますよ〜
…おしまい